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神奈川県立横浜翠嵐高校とは
神奈川県立横浜翠嵐高校とは
学力向上進学重点校。神奈川県立有数の進学校。
難関大学に多数合格。東大合格者数神奈川公立No.1。旧横浜東部学区トップ校。
臨海セミナーオリジナル入試情報誌「ゴールめざして2024」より
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概要
設置学科 普通科 1・2年授業 1年次は数学・英語を核に各教科をバランスよく学習。基礎の充実をはかる。
2年次より文系・理系に分かれ、文系は国語・日本史・世界史、理系は数学・理科を多く学習。3年授業 文系・理系ともに選択科目を設置。多様な受験科目に対応した学習が可能。 少人数授業 英語・数学で少人数制授業を実施。 習熟度別授業
補習・講習など数学などで習熟度別授業を実施。
土曜講習、夏期講習、冬期講習を開講。選択科目など 2・3年次の理系は物理か生物を選択。
3年次の文系は、7単位分の自由選択。
理系は社会の教科内選択を用意。部活動加入率 約90% めだつ部活動 放送委員会(「eiga world cup 2022」全国大会出場)、日本地学オリンピック1次予選1名突破、科学部(科学の甲子園県2位)、化学グランプリ2022銀賞1名、文芸部(俳句選手権大会出場)、剣道部など。 行事 翠翔祭(文化祭)、体育祭、芸術鑑賞会、校内球技大会、1年学習オリエンテーション、修学旅行(2年次の10月に九州・東北へ)など。 その他の特色 進路実現に向けて、分野別職業講話、合格者講話、大学別ガイダンスなどを実施。
独自のデータをもとにした進路指導を実施。
個別ブース型デスクの自習室も開放。総合探究の時間を「グローバル探究」とし課題探究にも取り組む。
海外研修など 米国メリーランド州エレノア・ルーズベルト高校と姉妹校の協定。姉妹校と毎年、相互交流。 -
受験のめやす
内申 126/135 内申1科平均 4.7/5 入試得点 460/500 入試1科平均 92/100 偏差値
(安全圏―合格圏)72ー70 -
主な併願校(対象:入学相談実施校)
- 山手学院(進学)
- 桐蔭学園(プログレス・アドバンス)
- 朋優学院(特進SG)
- 青稜(普通)
- 中央大学附属横浜(普通)
- 桜美林(国公立)
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応募状況※( )内は倍率
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主要大学合格者数(2024)
東京 現役 37
合計 44旧帝大※ 現役 69
合計 82早稲田 現役 123
合計 150慶應義塾 現役 111
合計 130※東京大学・京都大学・北海道大学・東北大学・名古屋大学・大阪大学・九州大学
翠嵐志望生用・2024年神奈川県公立入試分析を少しご紹介!
翠嵐合否を分けた問題はコレだ!!
- 英語
- 問題番号:問8(ウ)
内容:対話文の読解問題
合格者と不合格者の正答率の差:10.5% - 国語
- 問題番号:問3(エ)
内容:論説文の記号選択問題
合格者と不合格者の正答率の差:13.5% - 数学
- 問題番号:問6(イ)
内容:空間図形の立体の表面上の最短距離に関する問題
合格者と不合格者の正答率の差:30.0% - 理科
- 問題番号:問5(イ)
内容:物理に関する実験と観察をふまえた問題
合格者と不合格者の正答率の差:17.5% - 社会
- 問題番号:問5(ア)
内容:公民の経済分野の問題
合格者と不合格者の正答率の差:16.2% - 特色検査
- 問題番号:問1(エ)
内容:文章に基づいた立式・計算問題(英語・数学・社会の科目横断型問題)
合格者と不合格者の正答率の差:26.1%
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英語
(2024年度 神奈川公立高校入試 英語問8より抜粋)神奈川県公立高校入試の英語の問8では、例年対話文の読解問題が出題されます。中でも(ウ)では、6つの文の中から本文の内容に一致する文を2つ選び、その組み合わせを選ぶ形式が出題されます。本文の正確な読解や、文脈を把握する力が問われる他、英語の問題の最後の1問であるため残り時間との戦いという側面もあります。特に今年の問8(ウ)では、英文構造に基づく正しい文意の把握が求められていて、不正解者の多くがcの文で判断を間違えてしまいました。本文と同じ単語が使われていても、英文構造の違いから文の意味に差異が生じていることに気づくことが必要でした。
臨海セミナーESC難関高校受験科では、英文構造の分析とそれに基づく正しい文意の把握のために「基本5文型」を指導しています。これは一般的な中学校の指導要領には含まれない学習ですが、英文法の体系的な理解のためには必須の学習です。また、英文構造の分析の方法論を理論化し正しく読む力を養います。その後、試験時間内にすべての設問を処理できるための速読力の養成を行います。これらはオリジナルのテキストを用いた反復練習によって無意識に使いこなせるレベルまで徹底的に身に着けることができます。
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国語
(2024年度 神奈川公立高校入試 国語問3より抜粋)論説文の記号選択問題です。コミュニケーション手段としての衣服と言語の違いを、二項対立の文構造を利用して理解する必要がありました。言語論は入試頻出の文章テーマですが、抽象的な説明が多く理解することが難しいものでもあります。傍線部ではコミュニケーションメディアとしての衣服と本や新聞が対比されていることが分かるのですが、直前までの具体例としては衣服の説明しかされておらず、本や新聞についての記述がないように見えてしまいます。実際には、衣服の説明をする中で一般化された言語の働きが言及されており、これを本や新聞の説明であると理解すれば選択肢の正誤を判断することができました。
これまでの神奈川県公立高校入試の国語の問題は、あきらかに誤答とわかるような選択肢が多く解きやすいものでした。一方で、近年はこの問題のように正しく文の内容を読み取る力や意味段落を広く把握する力、紛らわしい説明をしている選択肢の正誤を識別する力など、より高い読解力が求められるようになりました。臨海セミナーでは、文章の構造や表現の意味を理解することを通して、抽象的な文章や難解な表現を含む文章を読み解く練習を重ねていきます。
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数学
(2024年度 神奈川公立高校入試 数学問6より抜粋)
神奈川県公立高校入試の空間図形の(ウ)(2024年度は(イ))は、ほぼ毎年、立体の表面上の最短距離に関する問題が出題されます。①適切な展開図を描く、②2点を直線で結ぶ、など解くための手筋が決まっています。図形さえ描けてしまえば、あとは平面図形の問題となるため、過去問を中心に様々なパターンを演習していけば十分に正答できます。この問題は、本検査では2020年度、追検査では2022年度と同様に展開図から始まりますが、見取り図を描き、別の展開図を描く操作はできた受験生が多いでしょう。結局、神奈川県頻出の図形の応用パターンとなりますが、同じ考え方が使えるので、「いつもと少し違う図形であるが定石通り手を動かせた」受験生が正答できたことでしょう。手を動かせるようになるには、過去問を中心に類題など様々な問題をたくさん解くと良いです。
臨海セミナーでは、中3の夏期講習で空間図形の導入授業から入試レベルの問題まで扱います。また、1学期にはその空間図形を解くための「中3の計算」「相似」を扱います。
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理科
(2024年度 神奈川公立高校入試 理科問5より抜粋)神奈川県公立高校入試の理科の問5は、物理に関する実験と観察をふまえた問題が出題されます。今回の問題は、電流と磁界の関係、磁力のはたらき方、力のつり合いについて問われており、それぞれの仕組みを理解している必要があります。加えて、①問題文から状況を読み取る、②実験結果から磁力の大きさを導く、③はたらく力を図示してみるなどして向きを判断する、の以上3つの作業を行えたかどうかで差がついたと思われます。このような理科の問題を上手に解くには、原理原則の理解に加え、問題文を読んで理解する、図や表を描く・描き込んでみるといった基本的な作業の徹底が欠かせません。
臨海セミナーでは、中3の夏期講習までに新出単元の学習が完了し、2学期からは中学校の全範囲にまたがる入試対策授業が展開されます。演習を繰り返し行うことで、原理原則の理解を深めるとともに、問題文や図のポイントの読み取りや、基本的な作業を、無意識に行うことができるレベルまで習熟させることができます。
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社会
(2024年度 神奈川公立高校入試 社会問5より抜粋)神奈川県公立高校入試の社会の問5では、例年公民の経済分野の問題が出題されます。今年の問5(ア)の問題は、教科書にも掲載されていて見慣れている経済の循環の模式図に、通例入ることがない銀行や日本銀行が入った模式図の問題でした。また、選択肢の3番に間接税の説明が入ったことで判断が難しくなった問題でした。配点は3点で、正答は2番だったところ合格者も不合格者も3番の誤答が多く見られました。特に不合格者は、正答の2番と誤答の3番を選んだ生徒がほぼ同数で、最も正答率に差がついた問題の一つでした。
消費税=間接税というのは多くの受験生が理解できていると思うのですが、用語の中身をきちんと理解できていないと、図の中で「家計→企業→政府」と処理できず誤答に気づけなかった受験生も少なくありませんでした。今年の入試では、この問題に限らず、歴史や公民で教科書内容の根本的な理解が求められる出題が見られました。
臨海セミナーでは、通常時から確認テストを行い、知識の定着を図ります。同時に、入試実戦形式の問題演習を数多く実施することで、覚えた知識を実戦形式の中で活用できるかの確認をしていきます。また、入試対策では、神奈川の入試傾向に合わせて、用語の中身を正しく理解できているか等の根本的な理解を重視した指導をおこない、内容の定着を図ります。
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特色検査
(2024年度 神奈川公立高校入試 特色検査 共通問題問1より抜粋)特色検査問題の特徴の一つがこの問1(エ)のような「科目横断型」です。科目それぞれの能力が「かけ算」の形で正答率に影響します。ドーナツの売買という題材自体は身近なものですし、文章も決して難解な英文ではありません。しかし、必要な情報を正確に抽出し、その情報同士の関係を正しく把握することが求められており、これは神奈川県公立入試英語の水準を超えています。また、本文には「wholesalers:卸売り業者」の注釈がありました。公民の科目知識である「生産者⇒卸売業⇒小売業⇒消費者」の流れがしっかりしていれば関係把握の助けになり、反対に不十分ならかえって混乱してしまいます。
そして、科目横断型問題には「ある概念を深く問うため、各科目の境界を超えた」というものもあります。私たちは知識について、「知っている・できる」⇒「わかる」⇒「使える」の段階を踏んでいきます。この問1(エ)を解く生徒なら「流通」についてはまず間違いなく「知っている」状態で、大半は「わかる」段階という点でほぼ同じです。そこに「その『流通』の知識が『使える』なら、情報に基づいて立式して計算できるはず」という確認が入ると、どうしても差がついてきます。
臨海セミナーでは単なる科目知識の習得を超えた、原理原則を追求する授業を5教科でも実施しています。どこまで「わかる」か、本当に「使える」かまで追求することで、差のつく1問や特色検査での得点力が変わってきます。また、特色検査対策としてはオリジナル模試とオリジナルテキストがあります。定番の出題形式や頻出テーマを扱うことで、まず慣れてもらい、ひるまず立ち向かえる力を養います。そして、解き直しを通じて知識や概念を「使える」ようにすることを目標としています。
メディア掲載
飯沼 徹先生 ESC難関高校受験科事業部長
25年間『まりお先生』の愛称で親しまれている、明るく熱い数学講師。神奈川・埼玉・東京での地域責任者、教務責任者を歴任。2018年ESC難関高校受験科事業部責任者となり、2022年に念願の横浜翠嵐高校合格者数全国学習塾No.1を獲得。「受験を通して成長してもらいたい」「高校受験がゴールではない」と常に生徒たちに語り掛けている。