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入試日程と選抜方法
神奈川県公立高校入試
令和7年度 神奈川県公立高校入試日程
共通選抜
募集期間 | 【志願情報申請期間】令和7年1月23日(木)~29日(水) 【中学校長承認期間】令和7年1月23日(木)~30日(木) |
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志願変更期間※1 | 【志願変更情報申請期間】令和7年2月4日(火)~6日(木) 【中学校長承認期間】令和7年2月4日(火)~7日(金) |
学力検査等の期日 | 令和7年2月14日(金) |
特色検査及び面接の期日 | 令和7年2月14日(金)・17日(月)・18日(火) ※2 |
追検査の期日 | 令和7年2月20日(木) |
合格者の発表 | 令和7年2月28日(金) |
※1 連携型中高一貫教育校連携募集は除く。
※2 連携型中高一貫教育校連携募集は2月17日(月)のみ。インクルーシブ教育実践推進校特別募集は2月17日(月)・18日(火)のうち、当該高等学校長の定めた期日。
神奈川県公立高校入試制度の概要
☆共通の検査の学力検査(外国語(英語))においては、全日制・定時制ともにリスニングテストを実施します。
※1 クリエイティブスクール(田奈、釜利谷、横須賀南の普通科、大井、大和東)は、学力検査を実施しません。
※2 クリエイティブスクールは、調査書の評定は使わず、観点別学習状況の評価を活用して選考します。フロンティアスクール(横浜明朋、相模向陽館)でも、調査書の評定は使わず、必要に応じて観点別学習状況の評価を活用し総合的に選考します。
※3 横浜国際では選考方法が異なります。国際科(国際バカロレアコースを除く)及び国際科国際バカロレアコースそれぞれの選考方法について、当該年度の選考基準を確認して下さい。
【共通選抜の二次募集】 欠員がある場合、必要に応じて実施されます。 検査は学力検査(3教科)。これに加え、特色検査のうち面接も実施する場合があります。 調査書と実施した検査の結果をもとに総合的に選考されます。 |
共通選抜における各選抜資料の扱いと選考について
各選抜資料の扱い
①調査書の学習の記録における評定
- 第2学年と第3学年の9教科の評定を用います。
- 第3学年の評定については、数値を2倍します(発達の段階を重視する観点から)。
調査書の評定A(135点満点)=(2年9教科)+(3年9教科)×2 |
※各高校の判断で、評定を3教科まで1~2倍の範囲で重点化可能。
②学力検査の結果
学力検査B(500点満点)=5科×100点 |
※各高校の判断で、得点を2教科まで1~2倍の範囲で重点化可能。
学力検査について
(ⅰ)実施教科
実施教科は原則、英語・国語・数学・理科・社会の5教科です。
※定時制では原則、英語・国語・数学の3教科です。
※幅広い領域における「知識及び技能」や「思考力、判断力、表現力等」を把握します。
※特色検査を実施する学校・学科では実施科目を3教科にまで減らすことがあります。
※共通選抜での検査時間は各教科50分間です。
※定通分割選抜では、原則として英語・国語・数学の3教科を、各30分間の検査時間で実施します。
(ⅱ)各教科の点数
学力検査における各教科の満点は100点です。
※定通分割選抜では、各教科の満点は50点です。
※学力検査の結果は、第1次選考及び第2次選考において、それぞれ2教科まで2倍を限度に重点化することがあります。
◇重点化の例(英語と国語を2倍する学校を受験する場合)
(ⅲ)解答方式
記号選択式問題はマークシート方式です。
③調査書の学習の記録における観点別学習状況の評価
- 第2次選考では、調査書の学習の記録のうち観点別学習状況の評価の「主体的に学習に取り組む態度」を活用します。
- 第3学年の「主体的に学習に取り組む態度」の評価を次の表により数値に換算して用いる。
観点別学習状況の評価C(27点満点)=3年生9教科の「主体的に学習に取り組む態度」評価合計
※各高校の判断で、3教科まで評価を1~2倍し、重点化可能。
調査書について
令和3年度から全面実施となった新学習指導要領では、「知識及び技能」、「思考力、判断力、表現力等」、「学びに向かう力、人間性等」という資質・能力の三つの柱に基づき、各教科等の目標や内容が整理されました。
これに伴い、調査書の観点別学習状況の評価の観点も上記の三つの柱に基づき「知識・技能」、「思考・判断・表現」、「主体的に学習に取り組む態度」の3観点に整理されました。
なお選考の数値算出に直接関係するのは各教科の学習の記録の評定と観点別学習状況の評価ですが、その他の記載事項は、特色検査(面接)を実施する際等に、受験者が提出する「面接シート」とあわせて参考資料となります。
画像引用元:令和4年7月「神奈川県公立高等学校入学者選抜制度改善方針説明資料」P.11 http://www.pref.kanagawa.jp/documents/24739/kaizensetumei.pdf
④特色検査の結果
特色検査D=特色検査の得点 (実施校のみ) |
特色検査について
特色検査は、各高校のアドミッション・ポリシー(※)に照らして、入学時に備えている必要のある資質・能力について、調査書や学力検査だけでは測ることが難しい総合的な資質・能力や特性等をみるために実施されます。特色検査には、(ⅰ)自己表現検査、(ⅱ)実技検査、(ⅲ)面接の3つがあります。
※アドミッション・ポリシー:各高校が入学時に期待する生徒像を示す、入学者の受入れに関する方針です。
令和7年度入試で特色検査を実施する高校は下表の通りです。自己表現検査実施校のうち、学力向上進学重点校と学力向上進学重点校エントリー校では、県が作成する「共通問題」と「共通選択問題」を採択しています。
令和7年度入試で特色検査を実施する全日制高校(クリエイティブスクールを除く)
※1 横浜国際の国際バカロレアコースは、自分の考えを150~200語程度の英語で記述する問題を含む。
※2 声楽は相模原弥栄のみ。
※3 厚木北と相模原弥栄は共通種目もあり。
(ⅰ)自己表現検査
①検査内容
各高校の特色ある教育活動に照らして、自己の特性や優れた面を表現したものや、中学校までに獲得した教科等横断的な基礎的・基本的な知識及び技能を広く活用した思考力、判断力、表現力等を把握するための内容と定められています。
(例)
○与えられたテーマに基づくスピーチ
→「将来の自分と高校生活」をテーマに3分程度のスピーチを行う。
○与えられたテーマに基づくグループ討論
→福祉に関する与えられた課題について、5人程度で集団討論を行う。討論終了後、討論に基づいた質問に答える。
○与えられたテーマに基づく作文
→テーマ「あなたが人とコミュニケーションをとる時に、大切にしていることは何か」について、自分の体験や具体例を踏まえ、自分の考えを50分で、600字以上800字以内で記述する。
○与えられた課題に対して、提示された資料を活用した記述等
→総合的な学習の時間で「自然環境と人間のかかわり」について調べ、発表するという想定で、提示された複数の資料(説明文、データ等)をすべて活用し、発表者の立場になって、自分の考えを50分で、800字程度で記述する。
②実施方法
- 当該高校の受験者全員に対して実施。検査会場には、2人以上の教員を配置。
- 形式:個人やグループによる口述表現・記述表現など、実施内容と目的を踏まえ各高校で定めます。
- 時間:実施形式にふさわしい検査時間を各高校で定めます。
③評価の観点・評価方法
各高校において、自己表現検査の目的に基づき、評価の観点を設定します。
<評価の観点>(例)
○表現力(自己の特性、優れた面が理解されるような表現の工夫)
○創造性(独創性、着眼点)
○理解度(課題や特色内容に関する理解)
○他者とのかかわり(意見の主張・尊重・調整)
○情報活用能力(資料の理解度、活用の工夫)
○論理的思考力(論理的構成、知識・技能の活用) など
<評価方法>
- 受験者1人に対し複数の評価者が評価にあたります。
- 評価及び評価の尺度は、観点ごとに、◎(優れている)、○(満足できる)、△(満足できる水準を下回っている)の3段階を基本とします。ただし、必要に応じてプラス(+)、マイナス(-)等の幅を設け、評価の段階数及び評価の尺度を変えて、評価基準を設定することができ、各高校が設定した評価基準に基づき点数化します。
(ⅱ)実技検査
特色ある学科・コース等への志願者に対して、その資質・能力を総合的に評価する観点から、学科等の特性に応じた資質・能力、適性を把握することを目的として実施されます。
①検査内容
中学校で学習した基礎的・基本的な事項をもとに、各高校の特色に応じて必要のある個人の資質・能力、適性について把握する内容と定められています。また、志願者が特定の分野の能力・技能を持つ者に限定されることがないよう、選択制をとるなどの工夫をして設定することとなっています。
(例)
○美術・デザイン関連の学科における与えられた題材のデッサン
○音楽関連の学科・コースにおける演奏
○体育関連の学科における運動能力を測る実技
○英語関連の学科・コースにおける与えられた題材に対する口頭による英問英答 など
②実施方法
- 当該高校の受験者全員に対して実施。検査会場には、2人以上の教員を配置。
- 時間:受験者1人あたり、50分間を標準として設定。
③評価の観点・評価方法
各高校において、実技検査の目的に基づき、評価の観点を設定します。
<評価の観点>(例)
○理解力(課題の理解度)
○表現力(表現方法の工夫、内容)
○創造性(独創性、着眼点)
○正確性(技術の確かさ、正確度)
○技能力(技能の高さ、専門性) など
<評価方法>
- 評価者は、実技検査の内容について専門的な立場から適正な評価を行うことができる教員とし、受験生1人に対して複数の評価者が評価にあたります。
- 評価や評価の尺度は、観点ごとに、◎(優れている)、○(満足できる)、△(満足できる水準を下回っている)の3段階を基本とします。ただし、必要に応じてプラス(+)、マイナス(-)等の幅を設け、評価の段階数や評価の尺度を変えることができ、各高校が設定した評価基準に基づき点数化します。
(ⅲ)面接
各高校の特色に応じた特性や適性、総合的な意欲等を把握することを目的として実施されます。
①検査内容
各高校の特色に応じて、受験者の志望理由や、高校入学後の計画、方向性についての希望等を尋ねることにより、一人ひとりの特性や適性、総合的な意欲等を把握するための検査とされています。
②実施方法
- 個人面接とし、2人以上の教員で行います。
- 時間:受験者一人あたり10分から20分程度になるよう、各高校が設定。ただし、受験者全員が同じ面接時間となるようにします。
- 受験者が記載した面接シート及び調査書の記載内容を参考にしながら行われます。
※フロンティアスクール(横浜明朋、相模向陽館)、連携型中高一貫教育校連携募集及びインクルーシブ教育実践推進校特別募集では、面接シートの代わりに、各高校が指定する用紙の提出を求める場合があります。
③評価の観点・評価方法
「共通の観点」として「入学希望の理由」、加えて各高校の判断で「学校ごとの観点」を設定します。
<評価の観点>
共通の観点
〇入学希望の理由
学校ごとの観点(例)
〇中学校で意欲的に取り組んだこと
〇学科・コース等の特色の理解
〇部活動、生徒会活動に対して取り組む意欲
〇学習と部活動の行事等の活動との両立に対して主体的に取り組む意欲
〇将来の展望 など
※クリエイティブスクール(田奈、釜利谷、横須賀南の普通科、大井、大和東)とフロンティアスクール(県立横浜明朋及び県立相模向陽館)では「共通の観点」によらず、「設置趣旨に基づいた観点」を設定する場合があります。
※連携型中高一貫教育校連携募集、海外帰国生徒特別募集、在県外国人等特別募集、インクルーシブ教育実践推進校特別募集及び中途退学者募集では「共通の観点」によらず、学校ごとに観点を設定します。
<評価方法>
- 受験者1人に対し複数の評価者が評価にあたります。
- 評価及び評価の尺度は、観点ごとに◎(優れている)、○(満足できる)、△(満足できる水準を下回っている)の3段階を基本とします。ただし、必要に応じてプラス(+)、マイナス(-)等の幅を設け、評価の段階数及び評価の尺度を変えて、評価基準を設定することができ、各高校が設定した評価基準に基づき点数化します。
- 評価基準の作成にあたり、活動の経歴や役職、大会等の実績、資格の取得等を評価に反映させないようにします。
<評価基準の例(共通の観点)>
各高校は、「共通の観点」と「学校ごとの観点」について、評価基準を作成します。
<面接の質問例(共通の観点)>
受験者が記載した面接シート及び調査書の記載内容を参考にしながら、面接を行います。受験者の特性や長所に着目する視点を持ちながら、各観点における評価基準に基づいて評価できるように質問をします。
評価の観点 | 質問例 |
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入学希望の理由 | ・なぜ本校に入学したいのですか。 ・面接シートには○○と書かれていますが、それについてもう少し具体的に話してくれますか。 ・今、話された○○について、もう少し具体的に話してくれますか。 |
◇面接シートについて
面接シートには、受験者本人の考えを自筆で記入します。面接の際に参考資料として活用するためのもので、直接選考資料になることはありません。
志願変更の際、志願変更先の高校が面接シートの提出を求める場合には改めて面接シートを作成し、志願変更先の高校に提出します。
また、面接シートの代わりに学校が指定する用紙の提出を求める場合もあります。
合計数値の算出と選考の方法
≪第1次選考≫
a、b、dに各高校が定めた比率を乗じてS1を算出、募集人員の90%までS1に基づき選考します。
≪第2次選考≫
b、c、dに各高校が定めた比率を乗じてS2を算出、残りの人員をS2に基づき選考します。
今後の変更予定について
神奈川県公立高校で令和7年度以降に統廃合・学科の改編や入試の変更が予定されている学校は下記の通りです。